はじめに
前回は作りたいツールの概要と実際に実装するにあたって必要になるPythonのライブラリを紹介しました。
今回の記事では、設計がメインです。もうすこし処理内容にスコープをあてていき、テーブルの設計や実行モードについて詳しくお話出来たらなと思います。
前回の記事をみていないかたはこちらからお願いします。
テーブルの設計
読み込みたいファイル
下の写真は「 Ubersuggest 」から出力したCSVファイルは以下になります。
この項目の中から「keyword」、「Search Volume」、「Search Difficulty」を取得してテーブルに登録していきます。

テーブルのイメージ
作ろうとしているテーブルのイメージはこんな感じです。
基本的にCSVファイルから取得した値をそのまま設定します。
カラム名 | 備考 |
id | プライマリーキー |
score | 優先度を表すための指標、ソートするために使う、CSVファイルの 「Search Volume」 と「 Search Difficulty 」から算出して設定する |
keyword | 検索キーワードを格納、CSVファイルの 「keyword」 を格納 |
volume | 検索ボリューム、 CSVファイルの 「 Search Volume 」 を格納 |
difficulty | 競合、 CSVファイルの 「 Search Difficulty 」 を格納 |
機能一覧
モード一覧
モード | オプション | 処理概要 |
登録モード | -f ファイル名 | 対象ファイルを取り込み、データベースに登録する |
参照モード | -l 数字 | 登録されているキーワードを評価の高い順に表示する 数値を指定すると指定された件数分表示する デフォルトは上位10件とする |
削除モード | -d id | 記事を書くなどして不要となったキーワードを削除する 参照モードで確認したidを指定することによりレコードを削除する |
まとめ
今回はキーワード管理ツールのテーブル定義と機能概要をまとめました。
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次回は実際にPythonを使って作っていきたいと思います