PythonからPythonを実行するには「subprocess」モジュールを使います。
このモジュールを使うことによってプログラム処理中に書き込んだPythonファイルを実行することが出来ます。
この記事では、 「subprocess」 の使い方をサンプルソースを使って紹介していきます。
対象レベル
Pythonの環境設定が整っており、Pythonの基本構文が理解出来ること。
詳しくは「【Python入門】〜初級編〜環境構築・基本構文まとめ」にまとめてあります。興味のある方はご覧ください。
サンプルソースを読むうえで理解しておきたいこと
基本的にこの章の内容は読み飛ばしてOKです。サンプルソースでわからないところがあれば参照してみてください。
サンプルソースの紹介
以下のサンプルソースがPythonからPythonを実行するサンプルソースになります。
処理の概要として、4行目から6行目で実行すると「 hello world! 」と標準出力メッセージを出力する「 Hello.py 」を作成します。
そして、作成した 「 Hello.py 」 を実行するといった流れになります。
「 subprocess 」モジュールの使い方は 「 subprocess 」をインポートしてから、「subprocess.call(実行コマンド)」で実行します。
サンプルソースでは「 pythonHello.py 」のコマンドが実行されています。
import subprocesssubprocess.call(実行コマンド)
それでは、サンプルプログラムを実行していきたいと思います。
まず初めに 「 Hello.py 」 が存在していないことを確認しておきます。

プログラムを実行します。実行すると「hello world!」と表示されました。

フォルダを確認すると 「 Hello.py 」 が作成されており。 「hello world!」 と出力するように処理が記述されています。


まとめ
PythonからPythonを呼び出すには「subprocess」モジュールを使 う
スポンサーリンク
動的に作成したPythonファイルを実行することが出来る
コマンドを実行するには、「subprocess.call(実行コマンド)」で実行する