複雑で大きな辞書(dict)や配列(list)をprintすると、1行に表示されて構造が分かりにくかったりします。
そうゆうときはppirntを使うと整形して表示してくれるので便利です。
この記事では、pprintのサンプルソースの使いながら、オプションの説明をしていきたいと思います。
pprintとprintの違い
サンプルソース
まず初めに、printとpprintの違いを見ていきましょう。
pprintを使うには、pprintをインポートする必要がありますpprint.pprint()で呼び出すことが出来ます。
実行結果
こちらが実行結果となります。
pprintで表示した場合は、配列の要素ごとに改行されて、見やすく整形されて表示されています。

引数にwidthを指定すると横幅の設定が出来る
サンプルソース
次に、オプションについて説明していきたいと思います。
widthは1行の幅を決めます。
デフォルトは80になっていて、今回は20に変更してみました。
実行結果
width=20で実行した場合は、配列の要素が改行されて表示されるようになりました。

引数にdepthを指定すると深い階層の表示が省略される
サンプルソース
次にdepthです、最初のサンプルのwork_dictより、少し複雑な配列の辞書を用意しました。
depthは表示する深さを設定できます。
実行結果
実行結果は以下のようになっていて、depth=3やdepth=2で実行した結果を見ると、
infoの中身が省略して表示されています。

引数にindentを指定すると字下げされて見やすくなる
サンプルソース
最後にindentです、これは文字のとおり字下げです。
「[」、「{」の後に、指定した文字列で字下げしてくれます。
実行結果
実行結果をみるとインデントされていて、構造が分かりやすくなっていますね。
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