Pythonではjoinを使うと配列(list)を結合することが出来ます。この記事では、joinを使ったサンプルソースを実行結果ものせて紹介しています。
対象レベル
Pythonの環境設定が整っており、Pythonの基本構文が理解出来ること。
詳しくは「【Python入門】〜初級編〜環境構築・基本構文まとめ」にまとめてあります。興味のある方はご覧ください。
listを結合する
まず初めにjoinについて説明します。
使い方は以下の通りでシングルコーテーションに「区切り文字」を指定しjoin関数の引数に配列を渡してあげます。
'区切り文字'.join(list)
以下のサンプルソースでは「区切り文字」が指定されていないので、単純に文字列連結になります。
実行結果は以下の通りで、配列の中身が結合されています。

listのカンマ区切り
次は「区切り文字」にカンマを指定する場合です。CSV ファイルのレコードを作るときとかに便利そうですね。

joinを使ってlistを改行する
「\r\n」(改行文字)を指定すれば配列の内容を改行して表示することもできます。

注意 listにint型の要素が含まれているとエラーになる
join関数を使うときは1つだけ注意が必要で配列の要素内にint型が含まれているとエラーが発生します。
上記のサンプルソースを実行すると以下のようにエラーが発生します。

要約すると「 1番目の要素 :文字列を期待しているがint型が見つかりました」と書いてます。配列は0番から数えるので「2」というデータが不正と教えてくれています。
TypeError: sequence item 1: expected str instance, int found
それでは、「2」を「’two’」に変換して再実行してみます。
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sample_list = ['one', 'two', 'three', 4, 'five']
そうすると3番目の要素でエラーが出るようになりした。
TypeError: sequence item 3: expected str instance, int found
まとめ
joinの使い方は「’区切り文字’.join(list)」
区切り文字をそれぞれ指定することによって「文字列連結」、「CSV」、「改行」が可能
配列の要素にint型が含まれているとエラーになる